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    Categories: 京都あるき・京都市内編

木屋町の夜をあるく~四条から七条へ~

夜にブログを更新すると、寝つきが悪くなってしまいます。
こんばんは、安納かる(@caru_unknown)でございます。

実はこのWordPressでブログを始める前にlivedoorブログで少しだけ記事をアップしておりました。
今回は、そのlivedoorでアップしていた記事をリライトしてみました。

木屋町四条から七条まで歩いてみたときの記録です。

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森鴎外『高瀬舟』の舞台、高瀬川をあるく

四条高瀬川の橋の上では、毎夜様々なストリートミュージシャンの方々が演奏しています。

今の京都では、このようなミュージシャンを囲むスタイルは対面式です。
しかし昔は、円形で囲んでいたと聞きます。

それが京都スタイル。
今は、聞いている方は観光客の方が多いからかな。

さて。
高瀬川横には、木屋町通りという道が並走しています。
今夜は、木屋町(きやまち)四条から七条まで、歩いてみました~。

こんちきちんの祇園ばやしを背中に、南に下(さが)るコースです。

ここらへんはまだ、人通りもアリ。
ちょっと川の上に寄り道。

お店の素敵な提灯?表札?

階段発見。
これはもう、見たら降りたくなるでしょう!!

階段があるのは、船で物資を運んでいたころの名残でしょうね。
今では、自由に降りていける箇所は限られています。
写真の場所は、松原通。

五条に近づくと、昔ながらの料理旅館が。

中も気になる所です。

こちらの料理旅館を通り過ぎると、五条通です。
ちなみに木屋町五条には信号がありません。

なので、西の河原町通(かわらまちどおり)か東の川端通り(かわばたどおり)まで行くしかありません。
ここがちょっと不便。

殿方の楽園、女の・・・旧『五條楽園』をあるく

木屋町に戻りました。
街灯が少ないので暗いですが、もうちょっと進んでみます。

ここから南は高瀬川の東西両方に道があります。
今日は東側を歩くことに。

道の半分をふさぐ形でケヤキが!!

その隣、なんか明るい空間が・・・

中はお稲荷さんでした!!
(なんか真正面から写真を撮るのはためらわれたため盗撮のようなかたちに……お稲荷さんが苦手なワタクシ)

切り株が祀られていました。
なにかいわれがあるんでしょうね。

川にかかる橋。
人ひとり通れるような橋がいくつかあります。

高所が苦手なので渡りませんが~。
まあ、落ちても水位が低いので溺れることはありません。
けがはすると思います。

ここ一帯はかつて遊郭があったところです。
なので元お茶屋さんだったであろう建物がたくさん。

私のiPhoneでは、撮りきれないのが残念。
明るい時間帯に訪ねてみたいと思います。

古いカルタ屋さん。
そういえば、任天堂があったところも近いですし、ここら一帯はカルタや花札を作っていたのですね。
祖母が若かりし頃は、主婦がパートで花札を作っていたということがあったようです。

てくてく歩くと七条に到着!!

ムシムシと暑い京都。
それでも七条大橋の上はいくぶんか涼しいです。

振り返ってみて

そういうわけで、木屋町通は昔の風情を残している建物が多く残っています。
昼間ももちろんいいのですが、夜に歩いてみても、それもまた一興です。

安納かる :2017年7月、当ブログ「きょうをあるく」を始めました。 地元京都の名所や名所じゃないところを紹介しています。 その過程で、地元なのに京都のことを何も知らないな~と気づきました。 そこで京都のことを学べるかと京都検定(京都・観光文化検定試験)合格を目標と定めました。 2017年度は第3級に合格。 今年2018年は第2級に挑戦します! 勉強がてら、京都を歩いたことを記録していきたいと思います。