北野天満宮に行ってきました。
またもや、思いつきです。
北野天満宮といえば、受験の神様。
受験の神様といえば、菅原道真公。
うん、だから何って言われたらそれまでなんですが、とにかく私は特に受験生でもありませんが、年末に「京都検定」を受けようかと思っているので一応、お参りへ。
ちなみにまだ、申し込んでいません。
(だってー、2級は難しいんやもん~。)
(訪問日:2018年9月25日)
北野天満宮へのアクセス
北野天満宮へは、主に京都市バスを利用します。
京都駅からも市バスが出ていますが、私は京阪三条駅から行きました。
京阪三条から
京都市バスの10系統に乗り、「北野天満宮前」で下車です。
降りたらすぐ目の前が北野天満宮。
ちなみに、京都駅からは……
京都駅から
乗り場B1、B2で京都市バス50・101系統に乗り、「北野天満宮前」で下車です。
(詳しくは職員さんへ)
北野天満宮公式サイト→http://www.kitanotenmangu.or.jp/
北野天満宮と菅原道真
北野天満宮は、ご存知?菅原道真公を祀っておられます。
この方は、何かをして、九州に左遷になって、そのまま亡くなって、その恨みがすごすぎて怨霊になったお方です。
で、怨霊になって当時の京の都に災い(突然死・疫病など)をもたらしたとか。
この世にしがみつくモチベーションがハンパないよね!
で、たまったもんじゃないと思った当時の京都の人々が、鎮まりたまえ~と建設したのが、この北野天満宮というわけです。
全国一万二千社あるといわれる天満宮の総本社だとか。
こんな方ですが、乳母との結びつきは堅かったようです。
北野天満宮は、道真公の死後、乳母の文子さんにより祀られたのが始まりともされています。
ちなみに乳母の多治比文子さんを祀った文子天満宮が京都にはあります。
私は大学受験のときはこちらによくお世話になりました。
(当時、予備校が近くにあったの。)
ちなみに北野天満宮、現在では地元の人々には「北野の天神さん」と呼ばれ親しまれています。
北野天満宮、毎月25日は「天神市」
たまたま行った日が25日でラッキーでした。
この日は「天神市」が開催されていたのです。
毎月25日と、お正月などには、境内までの道に露店がずら~っと並びます。
骨董品を扱うお店が中心となり、合間に雑貨や食べ物、盆栽や苗なども。
古い着物も売られており、海外からの観光客の姿が目立ちます。
こういう景色は、心躍りますね。
何も買うつもりがなかったのに、苔のミニ盆栽と山野草の苗、パンなどを買ってしまいました。
北野天満宮の境内には、絵馬堂、もみじ
今回は、見どころの予備知識なしに行ってみたのですが、天神市を過ぎたあたりで、正直なところ8割満足してしまいました……。
人で混雑していましたからね。
早く帰ってパン食べたいくらいの気持ちでお参りです。
境内に入って右側に手水舎があります。
手を清めてからふと気づくと、絵馬堂が。
以前私、何かの記事で書きましたが、絵馬堂が好きなんです。
私たちが良く書くあの木の絵馬でなくて、大型の絵画(字だけのものもあるけど)が、所狭しと飾られています。
北野天満宮の絵馬堂は、元禄13年(1700年)ごろに建築されました。
そして、京都に現存する絵馬堂の中で最も古いとのこと。
飾られている絵馬も年季が入っていますよ。
絵馬堂の奥は、なんだか人気がありません。
疲れてきたので、ちょっと入ってみることにします。
お庭でした。
この時は9月だったのですが、涼しい日が続いたからか、一部紅葉しています。
この奥にあると思われる「もみじ苑」のモミジも、半月もすれば紅葉することでしょう。
11月下旬からはライトアップも始まるそうですよ。
北野天満宮には摂社・末社がようけある
本殿にお参り後も、摂社・末社にもお参りです。
全部にお賽銭入れていたらタイヘンなので、気になるところに入れましょう。
(これが正しいお参り方法なのかは分かりませんが……。)
北野天満宮名物「長五郎餅」
京都検定の教科書にですね、「京菓子」という項目がありましてね、私はこのページが大好きなのですよ。
このページばっかり勉強しています。
食べたことのあるお菓子も載っていれば、知らないお菓子もあり。
せっかくなので、知らないお菓子を食べようと思いたち、今回は北野天満宮を訪れたのでした。
で、北野天満宮と言えば「長五郎餅」ですよ。
天正十五年(一五八七)、豊臣秀吉に北野大茶湯で賞賛されたのをきっかけに、北野名物となった餅。
出典元:新版 京都・観光文化検定試験公式テキストブック 318ページ
そんなことはどうでもいいのですが、長五郎餅なんですよ。
実は境内に入った時点で看板があり、ずっと心に長五郎餅があったのです。
お参りも気が気でありませんでした。
(天神さんごめんね)
お茶とのセットで380円。
おうす(薄めの抹茶)とのセットなら540円
白いお餅の中は、あっさりとした餡子。
私の好きなこし餡でした!
ふう~これで人心地がつきましたことよ。
まとめ
北野天満宮を訪れるなら、天神市のある25日がおすすめです。
骨董品や着物を見ているだけで、時間があっという間に過ぎていきます。
最後に、長五郎餅を食べることをお忘れなく。