こんにちは、安納かる(@caru_unknown)でございます。
あなたは、巷で『もふもふ神社』と呼ばれる神社が京都にあるのをご存じだろうか。
もふもふ・・・それはある一定の人間を引き付ける魔法の言葉・・・現代社会に疲弊しまくった心を癒すアイテムとなろう・・・
今回は一風変わった新名所!?「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」を歩いてみました。
そもそもは歴史のある神社でな・・・
今でこそ、もふもふ神社などとあだ名されていますが、もともとは安産などにご利益があるとされている神社なのです。
その歴史は長く、奈良時代までさかのぼります。
県犬飼橘三千代という女官が、今の京都府南部の綴喜郡井手町に酒解神を祀ったのが始まりとされています。
その後、檀林皇后(786年~850年/橘 嘉智子)が現在地に移転させました。
(檀林皇后に関しては「檀林皇后 九相図」で検索していただきたい。私はこの絵が子供のころから好きでな…)
檀林皇后は子供に恵まれませんでしたが、この梅宮大社に祈願したところ念願の皇子が誕生。
そのことから境内の「跨げ石」は子宝に恵まれ、境内の白砂は安産のお守りになるとされています。
さっそく行ってみよう!
由来はこの辺で。
この「梅宮大社」は京都市の西の方にあるためさすがに歩いては行けませんでした。(筆者東の端っこ在住)
市バスがすぐ近くまで通っているので、バスを使用します。
ちなみに500円で売られている(2018年1月現在)京都市バス・京都バス一日乗車券を使うと他のところも行けるのでお得です。
バス停の『梅ノ宮神宮前』を降りると、すぐ近くにこのような看板が。
地図アプリもありますが、周囲は住宅街のため看板があったほうがわかりやすいですね。
(どうでもいいですが、私、紙の地図は読めるのですが、スマホアプリの地図は方向が分からなくなって苦手です。勝手に方角を決められたら混乱しません?)
看板に従って進みます。
一の鳥居が見えてきました。
到着!
境内に入ると大絵馬がお出迎え!!
この訪れた日は2017年の年末…
新年に向けて、舞台に大絵馬が掲げられています。
2018年は戌年…犬の大絵馬です。
心なしか猫に見えますが、犬です。
こちらの大絵馬はほかの神社にはない、立体的な形をしています。
こういう気合の入れ方、好きだ。
この舞台に向かって左…授受所には…
お分かりだろうか・・・
どーん!!!
鎮座しておられます。
どうもこんにちは、お邪魔しています。
隣の縁側にも寝ています。
2017年にNHKの「岩合光昭の世界ネコ歩き」でこの神社が紹介されたのだとか。
年末も年末(12月26日)だというのに境内には猫目当てと思われる老若男女の姿が。
みんな、そこまでして猫が見たいか~、そうか~私もだ。
こちらの猫たちは梅宮大社の飼い猫だとか。
訪ねた日はみぞれが降り出すほど寒かったのですが、数匹境内にいました。
縁側にも猫用ベッドがあったし、毎日見られるのかもしれませんね。
実はこの神社には神苑もあります。しかし今回はあんまり植物も咲いてなさそうだし、寒いしで断念。
カキツバタ(5月頃が見ごろ)の群生が有名です。
かるのまとめ
今回歩いた「梅宮大社」は嵐山方面となります。
猫好きの方にはぜひおすすめしたい神社です。
暖かくなったら、境内や神苑を散歩する猫にも会えるかも!
梅宮大社へのアクセス
京都市バス 3、28、29、71系統にて「梅ノ宮神宮前」下車。徒歩3分