こんにちは、京都市在住の安納かる(@caru_unknown)でございます。
今日は、京都を散策する際の交通手段についてお話ししたいと思います。
あなたはどういう旅にしたいのか??
京都を観光で巡るとしたら・・どういう旅にしたいのか。そこから考えてみませんか。
- お金を切り詰めてでもいろいろ周りたい
- 目的の場所を数か所決めて、じっくり周りたい
- 京都の町を散策がてら周りたい
いろんなパターンが考えられますが、今日はこの3つのパターンでお話しします。
浮いたお金でお土産が買えちゃう!交通費は安く抑えたい!!
そこで、最初のパターン。交通費にお金をかけずにたくさん周りたい。という方は、バス中心での移動がお勧めです。
それも、京都市バスと京都バスを利用するのです。
というのも、京都市バスと京都バス共通で使える『一日乗車券』というものがあるからです!
※この画像は旧バージョンのものです
(一回目にバスに乗って降りる際、運転手さんの横の機械に通すと右下の四角のところに日付が入る)
この乗車券は均一区間内であれば、一日何回でも乗れるというと~ってもお得なチケット。一枚600円(2018年10月現在)。一回の運賃が230円なので、3回乗れば元がとれちゃいます!
(ほかにお得な切符として地下鉄の1日乗車券や観光用の1日、2日乗車券などがありますが、バスの一日乗車券でもじゅうぶん市内の主要箇所は回れます。)
なので、複数の場所に行くなら断然お得。
しかも観光施設などによっては割引だとかノベルティがもらえるとかあるので、バスに乗るならぜひ買っておきたい券です。
また、バスに乗るなら路線図・時刻表を先に買っちゃいましょう!
この本は現在地から目的地が検索できるので便利。
効率のいい行き方を事前に計画しておくと、無駄な時間が省けてたくさん周れますよ。
ただ、私の個人的に考えるデメリットとして・・・
市バスって、めちゃくちゃ混むんですよ・・・!
もちろん、どこを通っているバスかによるのですが、清水寺とか観光地の多い洛東エリアを通るバスは、とても酷い。
車内が混むのはもちろん、京都駅のバス停なんて「なんのアトラクションかな?」ってくらい列が長い。
まあ、そのぶん本数も多いし、桜や紅葉の季節になると増便されるので乗れない!なんてことはないとは思います。
が、移動時の快適さを優先させるなら市バスはお勧めしません。道も渋滞にはまったりするしね。
※ちなみに、京都市バスは、後ろのドアから乗って、前のドアから降ります。運賃は降りる際に払います。
(2018年10月現在。混雑緩和のため、前乗り後ろ降りのシステムを一部で導入するとのウワサもあり……)
京都はタクシーが安い!
私はしょっちゅう大阪に行くのですが、大阪ってタクシーがべらぼうに高いんですよね・・・
と思っていたのですが、そうではなく、京都が安いのです。
何でなのかは知りません。
自家用車を持っている家が少なく、タクシーを使う人が多いから?かな?
もし、旅行なんかで行き先が決まっていて、かつ複数個所、複数人で行くならちょっとリッチに観光タクシーを手配するという手もあります。
タクシー会社によってプランなどは違うのでしょうが、運転手さんがガイドもしてくれることも。
「バスでぎゅうぎゅう詰めで座れない、しかも渋滞にはまった!!」
なんてことになったらせっかくの旅もシンドイ思い出になっちゃいますもんね……。
タクシーなら同じ渋滞にはまったとしても、車内で快適に座っていられます。
タクシーはバスに比べると割高で、一人旅だと高くつくことがデメリットではあります。
でも私は個人的には、せっかくの旅は快適に楽しく過ごしたいと思うタイプです。
金銭的には一日乗車券のほうが圧倒的に安いかもしれませんが、快適度やガイド料などトータルで考えるとタクシーも高くはありませんよ。
事前にご予約を忘れずに!
スニーカー必須!!いちばん“旅”を満喫できる方法
最後のパターン。京都を散策がてら周りたい。
それなら、徒歩の旅しかありません!歩きましょう!!
私がよく記事にしている洛東エリアなら、京都駅からギリ徒歩圏内です。
ただ、そこから複数個所を歩いて巡るとなると、ちょっとシンドイかも。。。
なので、最初の場所まではバスやタクシーなど公共交通機関で行って、そこから徒歩でいろいろ周るといいと思います。
次の場所へ行くのにバス停まで行ったり、タクシーがつかまるところまで行ったり・・・ということを考えると、徒歩の方が効率がいいですよ。途中で気になったお店に立ち寄ったりできますしね。
少人数で、体力がある方にはぜひ挑戦していただきたいです!
フットワークが軽いのが魅力です。
ちなみに、レンタサイクルという手もありますが……これは私は個人的に一番お勧めできません!
なぜなら駐輪場が凄く少ないのです。
また、自転車も自動車同様交通ルールが厳しく……あまり慣れない土地では乗らない方がいいのではないでしょうか。
「道が狭い=歩行者との距離が近い」ので、事故も起こりやすいです。
自家用車での探索のデメリット
最後に……「自家用車での探索はどうなのか?」とお思いの方もおられるかもしれません。
率直に言いますと、京都は自家用車での散策は向かないのです。
・観光地に駐車場が少ない
・京都市自体が公共交通機関か徒歩での利用を推奨している
この2つが大きな理由に挙げられます。
ひとつめの駐車場が少ないのは、まあ、文字通りなのでご説明は省略します。
もちろん全くないわけではないのですが、数が限られているので、早い者勝ちになります。
ふたつめは、どういうことかと言いますと。
京都市が「歩くまち・京都」として『クルマ依存型社会』からの脱却、『人と公共交通優先』を推進しているのです。
いちおうね、京都市は京都議定書が制定された土地ですからね、環境に配慮しています。
そういった理由以外に……京都は土地が狭いのです。道も狭いのです。一方通行が多いです。
だから、街自体が車にやさしい作りになっていません。
そもそも、車というものが地球上に生まれた以前に、もうそこに家はあって、人が住んでて、道もあって、新たに車のために土地を作ることは不可能なのです。
そういうわけで、京都は自家用車での探索は向いていません。
もし自家用車でご自宅から来られて、自動車を置く場所が必要だという方は、山科や高槻などのパークアイランドの利用おすすめします!
京都市あるくまち推進室のパークアイランド情報はこちら
まとめ
今回は、安納かる個人的な意見を述べてみました。
体力があって自分のペースで周るなら徒歩、交通費を抑えるなら市バス・京都バス、旅の快適さならタクシーといったところでしょうか。
信じるか信じないかはあなた次第、何かあっても責任は負いません!
さあ、次はどこに行こうかな~♪
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