雑記

感受性を取り戻す

投稿日:2017年8月17日 更新日:

こんにちは、安納かる(@caru_unknown)でございます。

突然ですが、私はオタク気質なので漫画や小説などが好きな人間です。

学生の頃は自分で絵を描いたりしていました。

子供のころから絵を描くのが好きな人間だったのです。

 

が、生来の飽き性というのが手伝ってでしょうか、いつのころからか絵を描くのも面倒くさくなるようになりました。

 

というのも、絵(ここではコミック絵)を描くのって、たくさんの工程を踏んでいるのです。

まず、鉛筆で下書きをする。

この時だって、だいたいこんな感じ~とアタリをつけてからの細部の描き込み(これは人によりけりでしょうけど)と、意外と時間のかかるものです。

 

下書きが済んだらペン入れですが、まー、インクを用意しますでしょ、ペンにつけますでしょ、下書きの線をなぞるでしょ、ペン先についたインクが減るでしょ、ちょっとなぞるのやめてペンについたインクをふき取るでしょ。

次、またペンにインクをつけますでしょ、下書きの線をなぞるでしょ・・・を延々繰り返すわけです。

 

で、インクが渇くまで鉛筆で書いた線は消せないので、時間をおくわけですな。

数時間経ってから消しゴムで鉛筆の線を消しますー、黒く塗りたい範囲を墨汁なりマジックなりで塗りつぶしますー、必要に応じてトーンと呼ばれるシールを貼りますー。

 

色を塗りたかったらそれから画材を用意してー、水彩画とかだったら筆を洗う用の水なんかも用意してー。

 

まーーー、メンドクサイ!!

(ちなみに上記の工程はアナログ手法です。その当時デジタルはあったけど、私は使いこなせませんでした。もっとめんどくさくて)

正直、ペン入れする前あたりで飽きてくるというものです。

 

そういうわけで、漫画は好きでしたが、漫画家になるのは早々に諦めました。

 

でだ。

なんでこんな話になったかというと、感受性ですよ。

 

ワタクシ子供のころから感受性の鋭い、というとなんだか格好いいようですが、物事を敏感にとらえ過ぎる傾向のある人間でした。

 

おおらかに(言い換えれば、鈍感に)生きられたら人生ももっと楽しいものであったと思いますが、子供ですからどーすればいいのかなんてわかりません(いや今だって本当はわかりません)。

 

ですから、20代後半になるまではとても生きるのがつらかった。

何がつらいって、つらくなる大きな原因(例えば、いじめられただとか、親しい人との死別があったとか)がないことがつらかった。

立ち向かうべき相手がいないのです。

ただ生きるということが嫌だった。

 

最近になって、歳をとったからかようやく、なんとか気楽に生きてもいいんだと思えるようになってきました。

 

そういう意味で、少しは生きやすくはなったのですが、最近気づきました。

喜怒哀楽もなくなってきているなと。

 

あんなに好きだった漫画や小説を見ても、あまり心が動かない。

というより、そもそも見るのがメンドクサイ。

読み始めても数ページでやめてしまう。

はやりのドラマを見てもよくわからない。(これは好みの問題かもしれないけれど)

 

生きるのがつらかったけど、その分、漫画や小説、ドラマを見て心が持っていかれる感覚があって、それが楽しかった。

あの頃の感覚が、薄くなってきているなと感じます。

 

今より少し若い頃、人生の先輩に言われたことがあります。

 

感受性というものは年を取るにしたがって鈍くなっていく。

芸術関係の仕事をしている人だって鈍くなっていく。

だから若いうちに美術館なりなんなり行って、感受性を磨いておきなさい。

飾ってある絵をみて『なんじゃこれ、わけわからん』と思っても、その“わけわからん”という感性を大切にしておくんだよと。

 

ブログを始めてから特に最近、感受性について考えるようになりました。

ネタを見つけるアンテナもそうかもしれませんが、その見つけたネタをどう生かしていくのかを考えるのも感受性あってのことではないでしょうか。

 

例えば私のこのブログに関していえば、お散歩していて見つけた物や、目的の施設そのものだけを載せていたら、ただの報告であって、別にブログでなくていいわけです。

もっと言えば、このブログでなしに公式HPやWikipediaだったりGoogleMAPを見た方が分かりやすいでしょう。

 

でも、私は私の感じたものを見に来てくださっている方には伝えたい。

だから、感受性は大事だと思うのです。

 

若い頃のような居ても立っても居られないような情熱は、もう残っていないのかもしれませんが、少しでも心を動かすことにしがみつきたい所存です。

この記事のすべての写真◆参考:フリー写真素材ぱくたそ

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