最近、母の日にアジサイを送るのがはやっているそうです。
カーネーションでなくてアジサイ・・・?
アジサイの花言葉
アジサイの花言葉ってなんだか知ってますか?
それは、「移り気」「浮気」「冷淡」・・・など。
だからこそ、なんで母の日にアジサイ?と疑問だったのですが、実は、アジサイの花言葉は色によって変わるんだそうです。
青=辛抱強い愛情
ピンク=元気な女性
白=寛容
なるほど、いろいろ選べるからアジサイなんですね!
ちなみに、カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」、特に赤いカーネーションは「母への愛」とのこと。
アジサイを贈るときに気を付けたいこと
でも、アジサイ好きの私にしたら、なぜアジサイ…?と疑問であるのです。
なぜなら、管理が面倒だから!
切り花より鉢植えを選ぶ
アジサイの切り花って、あんまり見かけないですよね。
それは、たとえ切り花にして花瓶に生けても、アジサイ自身に水を吸い上げる力があまりなく、枯れてしまうから・・・。
もちろん切り花も売ってるし、自分で切り花にする方法もあることはあるのですが、長持ちさせるのがとてもメンドウ。
だから贈るときは鉢植えをお勧めします。
毎日水やりが必要
日光の当たり具合、気温などによって変化するのですが、鉢植えの場合は特に水が切れないように注意しましょう!
母の日は毎年5月の第二日曜日、2019年は5月12日です。
住んでる地域によって気候が違うのでホント何とも言えないのですが、例えば私の住む京都市で言うと、今年は比較的涼しいので(朝晩は特に)、水やりは今のところ朝だけで大丈夫かな~と思います。
ちなみに、半日陰と呼ばれる、午前中だけ太陽の光が当たる場所に置いています。
日光がガンガン当たる場所なら、様子を見ながら水をもう少しあげてもいいかも。
(夏だったら、早朝と夕方の2回、水やりします。)
アジサイは、葉っぱから水分を発散します。
実際のアジサイを見てのとおり、葉っぱが大きく多いので、水分が多く出ていってしまいます。
だからアジサイは水が切れやすいのです。
そして、贈り物の鉢植えの場合は特に、地上部の大きさに対して鉢が小さめです。
簡単に言えば、土にあるハズの水のストックが少ない。
他の植物に比べて多めの水やりが必要なんです。
ちなみに水やりをするときは、土に水を注いでね、花には絶対にかけないでね。
日当たりについて
よくね、アジサイは日陰でも育つ的なことを聞きますが、本当ではないです。
実は真夏以外は日光に当てた方がいいのです!
私の家は日当たりが悪いので半日陰で育てるしかないのですが。。。
ま~半日陰の我が家でも、今のところ枯れていないので、育つことは育ちます。
でも、日光があったほうが枝葉が育って、花もつきやすいのです。
色も良くなります。
ただし、贈り物のアジサイはすでに花が咲いている状態のものが多いと思いますので、咲いていたら神経質に日光に当てなくても大丈夫かと思います。
(ややこしい)
ちなみに真夏は直射日光に当てすぎると最悪枯れてしまいます。
半日陰に移動させてください。
そういうことで・・・もし、アジサイを贈るとなると、贈られた側の方のお家に、管理場所があるかどうかというのが重要なポイントになります。
日当たりが良いスペースと、夏には半日陰(木陰くらいの日当たりの場所)になるスペースがあるかどうか。
今一度ご確認くださいませ。
ちなみに日当たりが良かったら、室内でも大丈夫です。(空調が直接当たらなければ)
花の時期について
これね。
アジサイの花の時期って、種類によるけど5月から8月…せいぜい9月上旬まで。
5月に咲いているのって、相当早い。
だから、それもなぜ母の日にアジサイなのか疑問だったのです。
まあ、ふつうにハウス栽培で作られたものなんだろうけど…
花が終わったら・・・花をちょん切るのだー!!
死にません。
ほっといたら種類によっては2メートルくらいになります。(地面に植えた場合)
そして来年も花を咲かせるために、枝を切る作業をしなくちゃなりません。
(これは地植えも鉢植えもしたほうがいいです。)
この切る作業を「剪定(せんてい)」と言います。
これがねー、説明が難しいんですが、花は枝(茎)の先につきますが、今年花が咲いた枝は来年花が付きません。
同じところに花が咲かないんです。
だから枝を切る必要があります。
切るっちゅーったって、どこを切ればいいんやって話ですが、花の下に葉っぱが2枚ありますわね、その下の節のあたりがいいんじゃないかと思います。
でねー、その節のところに、ちーっさい芽があるのを確認してほしいんですわ~。
その芽はぜったい切ったらだめですよ、その芽の少し上の枝を切ってくださいね。
その芽が伸びて、新しい枝になるというわけです。
んで、剪定のついでに、今までより一回り大きな鉢に植え替えたら、もう完璧ですわ!
剪定は、花がしおれてきたタイミングで行うと、とてもいいです。
思い切りましょう。
ちなみに、アジサイ全体を大きくしたくない場合も剪定を行いますが…その説明はまた今度。
手間をかけただけ、愛情が深まる…それはアジサイ
アジサイ育て方のポイント
◆水やりは毎日!水切れ注意!
◆日光はできるだけ当ててね!(でも真夏は半日陰に移動)
◆花が終わったら枝を切ってね!
もっとね、真夏の管理とか冬の管理とか説明したいんだけど、まあ、母の日周辺の管理の方法についてね、今回はご紹介しました。
そういうわけで・・・
あじさいってけっこうメンドウだ!
カーネーションの切り花の方が管理は楽なんですが…
まあ、単価がちゃいますもんね!
そういう理由でしょう。
ただ、私は先ほども言いましたように、アジサイが好きなんです。
だから今回、贈り物のアジサイをちょっとでも長持ちさせてほしいと思い、今回の記事を書きました。
アジサイを贈るあなたの、贈られたあなたのお役に立てれば本望でございます。